【幼児の姿勢の非対称性とオステオパシー治療:ランダム化治療試験。】
この研究の目的は、姿勢の非対称性を有する乳児におけるオステオパシー治療の治療効果を評価することであった。
盲目のビデオスコアリングによる有効性のランダム化臨床試験を行った。
姿勢の非対称性が6〜12週齢(平均9週間)の61人の乳児を募集した。
在胎週数が36週以上の32名の乳児(男性18名、女性14名)が対象となり、介入群に無作為に割り当てられ、16名はオステオパシー治療および16名の偽治療を受けた。
4週間の治療期間の後、アウトカムを標準化されたスケール(4〜24ポイント)を用いて測定した。
偽治療では、5人の乳児が改善(少なくとも3人)し、8人の乳児は変わらず(3人以内)、3人の乳児は悪化した(-3人以下)。
平均改善点は1.2ポイント(SD 3.5)であった。オステオパシー群では、13人の幼児が改善し、3人は変わらなかった。
平均改善点は5.9点(SD 3.8)であった。
その差は有意であった(p = 0.001)。
我々は、人生の最初の数ヶ月におけるオステオパシー治療は、姿勢の非対称性を有する乳児の非対称性の程度を改善すると結論する。
引用:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=postural+asymmetry+and+osteopathic+treatment%3A+a+randomized+therapeu%3Ec+trial.+Dev+Med+Child+Neurol.+2006%3B+48%3A1
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