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温故知新。歴史と伝統の中で感じたこと


こんにちは。おおはらです。

 

12月に入りました。朝晩を中心に冷え込むようになってきましたね。
くれぐれもご自愛ください。

 

さて、先月は所属する「フルクラム オステオパシー スタディー グループ」の国際セミナーがありました。

 

内容については割愛しますが、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

これも信頼して来室してくださる皆さん、そして家族、サポートしてくれる仲間のお蔭です。ありがとうございます。

 

 

私が学んでいるオステオパシーは140年以上の歴史があります。

私はこの歴史に「価値」を感じています。

 

例えば健康に関する情報は日替わりで新しいものが湧いてでてきます。この食べ物がいいとテレビで取り上げられると、スーパーでその商品が売り切れになる。なんてことも珍しくなくなってきました。

 

でも、客観的にみると、その情報が半年、一年先まで残っているかと言えば、それはごく稀ではないでしょうか?

 

なぜかと言えば、答えはシンプルです。

 

その情報に価値がないから消えてなくなっていくのです。

 

そういう観点で物事を捉えていることもあってか、「歴史」や「伝統」が今も尚、引き継がれているものに価値を感じます。そして私自身オステオパシーに対して学びたいという強い衝動にかられるのだと思います。

 

今回こちらの先生(Philippe Druelle D.O)から直接学びを受けるのは私自身 4回目でした。

講義の中で発する言葉の端々、そして実技を通して、先人を常に仰ぎ、尊敬している姿勢が伝わってきました。

 

オステオパシーは技術ではなく哲学です。解剖学・生理学に基づいた技術も当然習得していきますが、その裏側にある 「本質」に触れることができる講義というのは、とても貴重だと感じています。

 

 

私が所属する 「フルクラム オステオパシー スタディー グループ」は北は北海道、南は鹿児島まで、この「伝統」を学ぶ先生方がたくさんいます。

 

今、グループの中でオステオパシーを広めていく活動、この『オステオパシーサーチ』の本格稼動に向けてゆっくりと動いています。今後、もう少し早いスピードで動いていくと思いますのでご期待ください。

 

AUTHOR この記事を書いた治療師

  • 大原 敬之

    大原 敬之東京

    オステオパシーおおはら治療室 代表

    今回は私のブログを改編して記事にしました。
    「オステオパシーは認知されていない」と言われることも多いですが、こうした活動を通して少しでもオステオパシーが普及できることを願っています。